明らかに体調が悪いわけでもない、何か気に病むことがあるわけでもなく、ただ毎日を過ごしているはずなのになんか調子が悪い、と感じることはありませんか。
そんな症状が出ている時は要注意!
もしかすると、あなたが気づかないところでストレスの限界を迎えている可能性があります。
この記事では、ストレスの限界に達した時に体に出るサインについて解説します。
ストレスの限界に達した時に現れる20のサイン
ストレスが限界を迎えた時に出てくるサインは主に2つ、「心」と「体」のサインに分けられます。
心が疲弊している時に現れるサイン
心が疲弊している時は、下記の症状が現れます。
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- 【1】気分が落ち込む
- 【2】怒りと悲しみしか感じられない
- 【3】やる気が出ず、集中できない
- 【4】何に対しても興味が持てない
- 【5】自己否定感が強くなる
- 【6】辛いのは自分だけではないと考える
- 【7】身だしなみに気を使わなくなる
- 【8】ミスが増える
特に心が疲弊している時は、これらの症状に自分で気づけないことが多いです。
家族や友達、会社の同僚などの第三者から指摘されて気づいた時には、複数のサインが出ている危険な状態の可能性があります。
対処が遅れて心がぼろぼろにならないためにも、第三者から指摘された時は聞き流さず、過去の自分と照らし合わせながら心の変化に向き合ってみましょう。
体が疲弊している時に現れるサイン
体が疲弊している時は、下記の症状が現れます。
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- 【9】肩こり
- 【10】頭痛
- 【11】腹痛、胃痛
- 【12】胸が苦しい
- 【13】息苦しい
- 【14】だるくて体が動かない
- 【15】食欲不振、または食欲過剰
- 【16】体重の増減が激しい
- 【17】下痢、便秘
- 【18】寒気や冷え
- 【19】涙が止まらなくなる
- 【20】不眠、または過眠
こちらも心の疲弊と同様に、自分で気づけないことが多いです。
急に肩こりになったり、頭痛になったりするのではなく、毒が体を回っていくように少しずつ症状が現れて、自分でも気づかないうちに症状が悪化します。
少しでも症状が現れたと感じたら、すぐに治療やストレスがかからないように対策を打つことをオススメします。
放っておくと危険
このまま心や体の不調を放っておくと、症状が悪化してうつ病や自律神経失調症を引き起こす可能性があります。
これらの病気は薬である程度症状を抑えられますが、必ず生活に支障が出てきます。
重症化させないためにも、ストレスの早期解消に取り組みましょう。
ストレスの対処方法5選
続いてストレスの対処法について解説していきます。
ストレスを全て個人で解決するのはかなり難しいので、時には家族や友人、会社の同僚の助けが必要です。
この記事では5つのストレス対処法をご紹介するので、ぜひあなたに合った方法を実践してみてくださいね。
方法1:質の良い睡眠をとる
睡眠は体と心の回復に密接に関連しています。
ポイントなのが睡眠の質です。
長時間寝れば良いというわけではなく、質を上げることで短い睡眠時間でも高い効果を発揮します。
例えば寝る前の30分間はスマホを見ない、アルコールを飲まない、湯船に浸かって体を温めるなど、ちょっとした工夫をするだけで睡眠の質はぐんと良くなります。
方法2:好きな物を食べる
人間の最大欲求の1つである食欲を満たすことも、ストレスを抑制する方法です。
ただ好きなものをお腹いっぱい食べるのではなく、食事を楽しむ心のゆとりを持ちながら食べることで、ストレスを抑えることができます。
食欲が無い時は軽いジョギングや筋トレなど、軽く運動をすると食欲が湧いてくるでしょう。
方法3:気が合う人と過ごす
人と接することも、ストレスを解消につながります。
人と会って愚痴をこぼすのも良し、思いっきり遊ぶのも良し、ただただ一緒にいてもらうだけも良し。
第三者の力を借りることで、自分では壊せない心の壁を壊したり、心も体もリラックスしたりと、ストレスも大きく解消できるでしょう。
方法4:習慣を強制的に変える
上記3つの方法で症状が改善されない場合は、習慣を強制的に変えてみましょう。
転職や休職してみる、引っ越してみる、アルコールやカフェイン、ニコチンの摂取を断ってみるなど、今までの習慣をガラッと変えることでストレスが大きく抑制されます。
特にストレス源と距離を置くことで、直接的な問題解決に繋がります。
方法5:心療内科へ行く
最後の手段として、心療内科で専門医師の診断を受けることをオススメします。
ネット上では「心療内科に行ったらと最後」「薬をやめられない体になる」などの情報が飛び交っていますが、ストレスに対して適切な治療を受けることで問題を早期解決できます。
さらに服薬治療は、最終的に薬の服用無しで生活ができることを目標としているので、依存させない工夫が取られています。
どうしてもストレスによる体調不良が治らない場合は、我慢せずに心療内科を受信しましょう。
ストレス限界サイン:まとめ
いかがでしょうか。
私たちが生きる現代社会は「ストレス社会」と称されるように、生きているだけでも様々なストレスがあなたを襲ってきます。
豊かな人生を送るにはある程度のストレスは必要ですが、一定の域を超えると人体へのダメージとして蓄積されていきます。
一人で抱え込み過ぎて最後の一線を超えてしまう前に、ぜひ家族や友人、会社の同僚など誰かに助けを求めるようにしましょう。
あなたの人生は一度きりです。
後悔をしないためにも、この記事の情報を活かしてより良い人生を送ってくださいね。