古代のインカ帝国において、「インカの薔薇」として人々から愛された、インカローズ。
その名のとおり「薔薇色の人生」を象徴するこの石は、薔薇のように様々な表情と、赤色やピンク色などの華やかな色彩で人々を魅了してきました。
パワーストーンとしては、特に恋愛関係において高い効果を持つことから、女性にとても人気があります。
今回の記事では、このインカローズの意味や効果、特徴についてお話ししていきます。
インカローズの意味
インカローズは、パワーストーンの中でも華やかなエネルギーに満ちた石です。古代インカではお守りとして扱われていました。
別名「ロードクロサイト」とも呼ばれており、ロードは「薔薇」クロスは「色」という意味を持っています。
ピンク色の地に白っぽい縞模様が入っているタイプが多く見られますが、産地によってその表情は様々です。
フレッシュな生命力を感じさせるフランボワーズのような赤みピンクから、やや茶色がかったシックな赤色、透明感がある淡く幻想的な桜色など美しさや華やかさ、そして繊細さを楽しめる色彩となっています。
研磨するのが難しいため、宝石質のルースはとても稀少価値が高いのだそうです。
インカローズの効果
自分のことも他人のことも愛することを教えてくれるインカローズは、あなたに幸福を感じさせてくれます。
具体的にはどんな効果があるのか、順番に見ていきましょう。
インカローズの効果1:バラ色の人生へと導く
「バラ色の人生」を象徴するインカローズは、強力な「愛の力」を秘めており、持ち主を愛に満ちた幸せな人生へと導いてくれる効果があります。
まずは自分自身を愛することを教えてくれます。それによって持ち主に自信を与え、つらい過去やトラウマから癒してくれます。
そして他人を愛し、愛されることを促してくれます。情熱と活力にあふれ、自信から生まれるセクシーさもあいまって、異性から見ても魅力的な人物となれるでしょう。
インカローズの効果2:体の内側から美しく
インカローズを身に着けることで、女性ホルモンを活性化させる効果があると考えられています。
それはインカローズが内分泌系に働きかけ、持ち主自身の内側から湧いてくる生命力を強めてくれるためです。
身体の内側からぽかぽかとしてくるため、安眠のお守りや冷え性対策としても効果が期待できるかもしれません。
インカローズの効果3:恋愛運アップ
インカローズの効果としてもっとも期待されているのが、恋愛関係の運気アップ。
身に着けた女性は、情熱的でセクシーな魅力に溢れた人物となります。
自信がつくことによって積極的になれるため、告白する勇気がないという人の背中をぽんと押してくれるでしょう。
また、すでにパートナーがいる人が身に着けた場合には、マンネリ化を防止してくれる効果も持っています。
素敵な出会いを求めている人には、自然かつ運命的な出会いで、素敵なお相手と引き合わせてくれるでしょう。
インカローズの特徴
「バラ色の人生」を象徴し、恋愛関係において強い効果を持っているインカローズには、どんな特徴があるのでしょうか。
インカローズの原産国や、すぐにできるお手入れ方法を見てみましょう。
主な原産国
インカローズはとてもバリエーションが豊富な石で、原産国によって色味に違いがあります。
主要産地であるアルゼンチン産のインカローズはラズベリーピンクをしていて、とても華やかな印象を与えます。
一方、ペルー産のインカローズはすこし茶色みがある赤色で、アルゼンチン産と比べるとシックな表情が特徴です。
その他にもアメリカなどで産出されています。
お手入れ方法
インカローズは外部にエネルギーを放出する石ですので、こまめにパワーをチャージすることで、その効果を存分に発揮できます。
浄化の方法は、水晶、月光浴、セージなどがオススメです。
湿度の変化で黒っぽく変色してしまう場合もあるため、水や日光浴による浄化は避けてください。粗塩を利用した浄化もNGです。
なお、インカローズは多孔性の石です。そのため表面には研磨しきれない細かな穴が残ることがあります。さらに硬度が3.5~4と低いため、時間経過によって研磨による輝きが劣化してしまうこともしばしば。
やわらかく割れやすい特性があり、強度を補強する目的で透明の樹脂などを含ませる処理をする場合があるそうです。
インカローズのまとめ
今回は、パワーストーンとして女性に絶大な人気を誇るインカローズについてお伝えしてきました。
身体の内側から魅力的になり、恋愛がうまくいくサポートをしてくれて、さらに日々の活力も沸くという女性におすすめのパワーストーン。
見た目にも可愛らしく、産地によって色味を選ぶ楽しみもある石なので、アクセサリーとしてもぴったりです。
生命力を高め、心身にエネルギーを与える効果のあるインカローズを日々お守りとして身に着けることで、あなたも「バラ色の人生」を手にしてみてはいかがでしょう。